フランス南西部。鴨の食べ方はいろいろある「かも」!

こんにちは、ムッシュです。日本も梅雨明けでいよいよ夏本番です。相変わらず、緊急事態宣言の足枷で、不自由な夏休みになりそうです。一方、フランスでは感染者も相応にいますが、ワクチン接種証明か陰性証明を含んだ「衛生パス」の所持を条件に、いよいよ本格的なバカンスシーズンに進んでいくようです。

 

ところで、ムッシュが日本にいてトウールーズを懐かしく感じる「味覚」は、何といっても「鴨」です。フランス南西部が産地のジューシーな鴨を使った料理は、日本では味わえない多様さと深さがあります。

 

鴨は、トウールーズの人々にとって、身近にある食材です。例えば、ラグビー場の周りには屋台があり、試合の前後には、バケットに鴨胸肉のロースト(Magret de canard)を挟み、フライドポテトを添えて出してくれます。ぷーんといい匂いがして食欲をそそり、ビールと合わせて、10ユーロでお釣りがでます。

 

鴨胸肉はちゃんとしたレストランでも、メイン料理として登場します。焼き方も尋ねられますので、大抵ミディアムレア(Saignant)でオーダー。名物カスレもトウールーズではソーセージとともに、鴨もも肉のコンフィが入っています。マリアージュするワインは、地元の例えばガイヤックやマディラン、もしくはラングドックの濃い目の赤が最高です。

 

 

★Toulouseでお薦めレストランは、Genty Magre。町中にありながら、手頃な値段で、地元料理とワインが楽しめるレストランです。

http://www.legentymagre.com/

 

一方、ピレネー山脈近くのジットや山小屋では、いわゆる長いテーブルで他の旅行客と一緒に、卓を囲むことになります。ここでは雌子鴨のロースト(Canette Rotie)が大盛りにして供されることが多いです。色も結構グロテスクで油濃いのですが、山のように積まれた生野菜と、格安地元ワイン、そして何よりおしゃべりのおかげで食が進みます。

 

ただ長逗留していると、コテコテのフランス南西部料理に飽きてきます。そんな時にはマルシェで鴨を手に入れ、スーパーでみりんや醤油、そばを買ってきては、和風の「鴨の治部煮」や「鴨南蛮」を作って、ひと時の日本気分を味わうこともできます。

 

今年は、そういった料理は味わえないので、近くの精肉屋さんでの、高い鴨肉でガマンですね。とても恋しく思い出されます。

 

★ フランス・ラグビー オーストラリア遠征

オーストラリアでの三連戦中のフランス代表は、ブリスベンでの初戦は終了10秒前までほぼ勝利を手中にしながら、ボールの蹴りだしにもたつく間にペナルティを喫し、23-20の逆転サヨナラ負け。メルボルンでの第二戦は、逆に相手のペナルティを得て点数を重ね、77分に逆転ゴールを決め、28-26で31年ぶりに敵地・オーストラリアでの勝利を収めました。代表初選出の選手もそこそこ実力を発揮し、成果も出しています。秋の国際試合前にレギュラー入りのアピールにはつながったようです。

 

★ ツール・ド・フランス ついに最終週に!

気温差20度というアルプスから、「プロバンスの魔の山」モン・バントゥーを二周するという異例の中盤を終えて、ようやくツールは終盤戦。ピレネー山脈連戦が始まります。オリンピックを控えたり、体調を崩したりと例年以上に落伍者が多い今回ですが、前回チャンピオンのスロベニア出身・ポカチャルが下馬評通り総合首位を守っています。ただ所属するUAEは弱小新興チーム。経験も豊富ではありません。他チームの仕掛け合戦も増す中、シャンゼリゼまで「一人エース」のポガチャルがマイヨジョーヌを守っていけるか。