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アイルランド戦惨敗のジャパン、ムッシュの分析

 

先週末、日本はアイルランドに「5-60」と大敗。前回ワールドカップでの借りを倍返しされてしまった格好です。マスコミは、戦略面、チーム編成面等々、理由探しに躍起となっていますが、ムッシュはちょっと違う観点で、この敗戦の要因があったと感じています。

 

まず、ダブリンが「典型的なアイルランド天気」だったこと。試合当日は「晴れ時々曇り、ところによりにわか雨」で、10mの風も吹いていたといいます。ムッシュも何回かアイルランドに参りましたが、真夏であってもコートも傘も必要で、「1日に四季がある」と例えられる通りで閉口しました。初めて臨む日本選手には極めてタフな天候だったことは容易に想像できます。

 

次にアイルランドでは、試合開始までが本当に長いのです。通常試合前に大統領が必ず敵味方一人一人の選手と握手し言葉を交わします。そして国歌は、アイルランドの正式なものと、北アイルランドも含めたラグビーチームのみの「Ireland’s Call」の二つが披露されます。ピッチに出てから、キックオフまで10分はかかりますから、ウォームアップしていた選手も冷え切ってしまいます。この日大統領はコロナ禍もありスタンドから観戦でしたが、一方ユーチューバーが乱入したようですから、妨げにはなったかもしれません。

 

次に、キャプテン・セクストンの「国代表(キャップ)100試合」目になったこと。伝統的にアイルランドには息の長い選手が多く、バックスでオドリスコル、オガーラ、フォワードのオコンネル、ヒーリー等がセンチュリー(100キャップ)を記録していますが、この記念試合はことごとく地元にて開催されており、勝利を収めています。今回もその例に違わなかったということでしょう。

 

二週間後日本代表は、世界ランキングでは上位のオーストラリアを日曜日に破った乗りに乗るスコットランドとの一戦があります。敵地エジンバラは約7万枚のチケットが完売。また「借りを倍返し」されないことを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 執筆者 ムッシュF

 

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