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フランス代表、オールブラックスに快勝

世界中で大騒ぎになっていますが、土曜日にフランスはオールブラックスに快勝。地元フランス開催のゲームでオールブラックスを下すのは21年ぶりのことですが、これはマルセイユの試合。パリに限っていえば、48年ぶりの快挙。一方、オールブラックス側から見れば、国際試合連敗自体が12年ぶりの屈辱という、記録尽くしの試合となりました。

 

開始当初から、フランスはディフェンスラインを前にして、オールブラックスの攻撃を封じます。一本目、三本目のトライは、ニューカレドニア出身で、ニュージーランドに憧れラグビーを始めたというフッカーのモウバカ。レギュラーであるマルシャンが怪我欠場のためお鉢が回ってきたのですが、この試合は大活躍。二本目はヌタマックが華麗なステップを踏んで、ゴールライン中央にトライ。この日はジャミネのキックも好調で、100%の成功率。前半で「24-6」の大量リードとなりました。

 

後半、さすがに疲れが見えるフランスは、オールブラックスの逆襲にあって3トライを喫します。ここでガルティエ監督はフォワード中心に選手を入れ替え、次第に息を吹き返します。きっかけとなったのは、自陣ゴールラインからタッチに蹴りださず、果敢にランでラインプレークし敵陣深くまで一挙に攻め込んだヌタマックの超絶プレー。トライにはなりませんでしたが、相手の勢いを消沈させました。最後はプノーのインターセプトトライが生まれ、終わってみれば、「40-25」と差のついた試合となりました。

 

試合後は、飛び上がって喜び、8万2千人の大観衆と共に勝利の雄叫びを挙げるフランス選手。疲弊しきった中にも安堵したような笑みを浮かべたオールブラックスの選手の顔が印象的でした。コロナ禍でニュージーランドから離れて3か月もの隔離生活を余儀なくされた選手たちにも同情の余地はあります。次回の対戦はおそらく、パリでのラグビーワールドカップ2023年の開幕戦。この両国の死闘が続きます。

 

 

ワールドカップ2023

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