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オミ株の影響、あっちこっちで

年始になっても、欧州はオミ株の勢いが収まりません。フランスでは毎日30万人以上が感染者となり、マクロン大統領は必死に三回目接種を進めようとしています。


もっとも、「フランスは濃厚接触者となっても、ワクチンを接種していて、検査の結果が陰性であれば、全く隔離の必要性もなく、外出も自由です」と、中村江里子さんもSNSで書いていました。日本と違って、完全に「Avec le Covid」が定着しつつあるようですね。

 

とはいっても、「濃厚接触スポーツ」であるラグビーは様相が異なります。欧州カップや国内リーグの中止、延期は続出しています。トウールーズはイングランド・ワスプス戦から、ホームゲームは3試合連続で試合をしていません。休暇シーズンだけに、興行的にも打撃は少なくないでしょうね。選手たちの試合勘も気になります。昨年度MVPのデュポン選手に至っては12/11から試合に出場していないという始末。重大な怪我でもないといいのですが。

 

一方国内リーグの順位にも変動があり、予定通り試合消化をしているカストルが暫定三位にスルスルと上昇してきました。最終的には全チームが26試合を消化するのでしょうが、延期された試合は当然無理矢理組み込まれるので、プレイオフを巡っての争いは風雲急を告げてきました。

 

ところで、クレルモンの松島はワクチン接種をしていなかったようで、規程によりアイルランドでの欧州カップ戦には出場できないとの報道がありました。一時的に「ワクチン猶予証明」をもらって、国内リーグではしばらく出場できるようです。一方、今年で二年契約が切れることで残留か移籍か、はたまた帰国かで揺れているとのニュースもあります。ロペスやパラ等の「往年のスター」が来年続々チームを離れる事態となっているクレルモンだけに、松島は手許に置いておきたいところでしょう。一方、代表強化の観点から、日本協会は松島の帰国・リーグワンへの出戻りを強く示唆しているようです。個人的にはフランスに、クレルモンに残って活躍し、日本でもテレビ朝日等で雄姿をライブで見たいとは思いますが、彼の胸先三寸といったところでしょうか。

 

                                                          執筆者 ムッシュF

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