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脱力するニュースの中で光も、フランスラグビー界

先週末は欧州カップ最終節でした。

 

前週ロンドンワスプスに痛い星を落としたトウールーズ。

地元でカーディフ相手に楽勝、と思われていました。

ところが陽性者が続出。非感染者を中心にメンバーを集めて試合に臨もうとしていた矢先、協会からは不戦敗の告知が。

これで「121引分」という「暫定」成績で、決勝トーナメント進出が危うくなり、仏ラグビー協会やら、オーナーやら、スポーツ大臣やらが登場し、大揉めにもめました。

 

試合の意思を見せていたわけで、納得できませんが、決定は決定。隣町カストルが終了間際に逆転負けとなり、結局トウールーズは決勝トーナメント進出が決まりましたが、後味の悪い結末となりました。

秋の国際試合以降、トウールーズは地元での試合は国内リーグを含めて四試合連続中止。いくらスター揃いのチームでも、ゲーム感覚が失われてしまうことは否めません。

モラ監督も20歳内外の若手を抜擢したり、紅白戦を増やしたり等、苦肉の采配を強いられています。

 

 

ということで、来月の「シックスネーションズ」フランス候補選手は大幅変更。デュポンをはじめ、クロやジュロンシュ等、トウールーズ選手が次々数名脱落。

代替選手も発表になりましたが、やや戦力ダウンは否めません。初戦が格下のイタリアだからということもあるのでしょうが、いささか興趣がそがれてしまいましたね。

 

一方シックスネーションズはスタジアムの入場制限を撤廃する予定で、基本は満杯の観衆の下での試合が行われるようです。当然各国間の入出国も認めるということになります。記録的な感染者を出しながらも、欧州にてコロナが「パンデミック」から「エピデミック」化の流れが進みつつある証左といえます。試合中止、観客制限続きの我が国のリーグワンにも、参考にしてみてはいかがでしょうか。

執筆者 ムッシュF

 

ワールドカップ2023

【フランス開催】トゥールーズで乾杯しよう!