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シックスネーションズ(1)「第1週・フランス対イタリアは予想通り」

 

 欧州最強国決定戦、シックスネーションズがいよいよ開幕。第一週、フランスはパリにイタリアを迎えた一戦でした。前半は降り続く雨と強風。そしてイタリアの果敢なディフェンスにてこずりましたが、次第に本領を発揮。終わってみれば「37-10」とボーナスポイント付の快勝でした。

 

コロナ陽性だったガルディエ監督は「オンライン采配」だったようで、イバネスコーチは携帯をずっと当てたままだったのが印象的でした。選手では3トライと大活躍だった、トウーロンのヴィリエールはMVP。ラ・ロシェルのアルドリットはオフロードパスで活躍。一方、病み上がりのトウールーズ勢ではマルシャンとバイーユがスクラムでもブレークダウンでも活躍、球出しに貢献しました。ただデュポンがやや精彩を欠く出来で、試合勘のなさが懸念でした。怪我無く終えたことが一安心です。

 

スタッド・ド・フランスは満杯ではなかったものの、秋同様歓声とバンドが戻ってきたので、コロナ前の雰囲気に随分戻ってきたような気がします。

 

なお前日には、優勝候補の一角、アイルランドはウェールズに「29-7」と快勝。オーストラリア生まれの新鋭ウィング・ハンセンが期待通りの大活躍。そしてスコットランドはイングランドに「20-17」と辛勝。勝敗を分けたのは、コーワン・ディッキーのトライを妨害しようとする。不注意な反則でした。ということで、第一週を終わってみれば、すべてホームチームが勝利と、北半球の国際試合らしい結果といえます。

 

今回大会から採用された「スクラムの安全性を高めるフッカーの支え足」は、いくつかのプレーで確認できました。やはりその方がウェイトバランスされ、首への負担は軽減されそうです。一方、「縦長ラックは1mまで」と決められて、ボックスキックに影響が出ると予想されていましたが、第一週を見た限り、選手も主審も今一つ把握していていないようで、今までとそう変わらなかったように思えました。

 

執筆者 ムッシュF

 

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