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王者・スタッド・トウールーザンがSOS

 我がトウールーズが、まさかのスランプにあえいでいます。Top14では12月第一週のボルドー戦からの5連敗は8年ぶり。ホームゲームでも連敗。「Classico」と言われているパリ戦でのホームでの敗戦は、実に16年ぶりという惨状です。

 

始まりは12月でした。欧州カップで敵地カーディフにて大勝した後、デュポンが膝のケガで戦列を離脱しました。続いて相手チームの選手を中心に陽性者が出たため、3万人以上完売となっていたトウールーズの「スタジアム」での試合が試合直前に延期、その後もホームの試合が欧州カップ含め中止や延期が続き、完全にペースが乱されてしまいました。

 

1月に入ると、今度はチーム内にデュポンをはじめ、ヌタマックやスタッフに陽性者が続出。

濃厚接触者も出場できず、メンバー構成がガタガタになりました。幸い無症状のため2月になって復帰したのも束の間、6ネーションズにTop14最多の9人を輩出したため、若手と代表引退したメダール、ギトンヌ、非フランス人のアーノルド、ホルムズ中心にチームを編成せざるを得なくなりました。加えて、コロナの影響で延期になった試合が、通常間引きされていた6ネーションズ期間中にも組み込まれたため、「飛車角落ち」のチームで戦わざるを得なくなったわけです。

 

残り10試合ありますのでまだ可能性はありますが、現時点ではプレーオフでシード権が得られる1-2位は望み薄。5-6位通過が現実的です。スタッド・トウールーザンは、それなりの投資も長期契約もしていますので、チャンピオンとして常に結果が求められるチームです。名将モラ監督は記者会見でキレる場面もあり、歯車が嚙み合わないチームに苛立ちを隠せません。代表メンバーが戻ってくる3月末まで、ファンにはストレスのたまる試合が続くことになるのでしょうか。

 

執筆者 ムッシュF

 

ワールドカップ2023

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