· 

シックスネーションズ(3)「第三週・フランス対スコットランドは、予想以上の大差に」

 シックスネーションズ第三週は、フランスは今大会初めてのアウェイゲーム。エジンバラに乗り込んでのスコットランド戦でした。

 

実はフランスはスコットランドを苦手にしています。シックスネーションズで、エジンバラにて2014年以来勝利なし。パリですら、昨年はノーサイド寸前でレッドカードも出て、「23-27」の逆転負けを食らっています。

 

接戦になるかなと思ったのですが、前半で早くも2トライ。後半に入ってもトライを量産し、終わってみれば「36-17」と大差をつけての勝利です。2週間の休息でデュポンが蘇り、ボールの勢いが違いました。そしてセンターのフィクー、ダンティが繋ぎ。ヴィリエールのケガにより急遽ウィングに入ったモエファナとプノーがトライを挙げるという理想的な展開に持ち込みました。

 

フランスサイドでは、バイーユがスクラムだけでなく、オフロードパスやブレイクダウンでの貢献が光りました。一方、エジンバラの気まぐれな強風のせいでキックの成功率が低かったジャミネが、プレーに精彩を欠いていたのが気になります。ラモスと交替させて、気分転換を図ってもいいかもしれません。

 

スコットランドサイドは、プライス=ラッセルのハーフ団が全く機能しませんでした。また前半終了間際にラインブレイクから絶好のトライチャンスに、キャプテン・ホッグが痛恨のノックオンを犯したことが、大きく響きました。でも、ワトソンに替わってフランカーに入った新鋭ダージがタックルにオフロードにランにと活躍したことが収穫でした。

 

ちなみに他はというと、イングランドはウェールズに「23-19」と辛勝。ただ内容的には両チームが反則を重ね、締まりのない凡戦でした。むしろ怪我人続出ながら、3トライで僅差に持ち込んだウェールズのしぶとさが目を引きました。再来週カーディフでフランス相手に一泡吹かせることができるでしょうか。アイルランドは地元でイタリアに「57-6」と大勝。イタリアのフォワードが前半にレッドカードを連発しては、勝ち目はありませんでした。

 

執筆者 ムッシュF

 

ワールドカップ2023

【フランス開催】トゥールーズで乾杯しよう!