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【海外生活】フランスに住む日本人、日本に住むフランス人

  Ça passe très vite! 

 

きっとフランスでも日本でも世界中で毎日頻繁に使うこの言葉?!

「時間経つのはやいよね〜。」

 

 先日、日本から出張でフランスに来たフランス人の友達と、私たちが住むトゥールーズ、彼の出身地でもある街で再会。

アペリティフしようよ!

”まだ16時だけど?”

”じゃあ、ハッピーアワーで飲めるね〜!”

😅

 

フランス、トゥールーズ在住20年以上となる日本人友達と、もしかしたら、あと2年で20年在住になってしまう私。

私たちの出会いはフランス、トゥールーズ、15年ほど前に遡ります。

 

 日本語流暢なフランス人男友達は今や日本の会社に就職しヨーロッパ出張に抜擢されるくらいになりました。

出会った頃は20代前半の日本が大好きなフランス人の男の子。そんな彼の昔の姿を思い出しながら、”いやあ〜成長したな〜。” まるで子供の成長をみるような感覚です。

こちらも負けず、20代後半だった日本人友達は40歳後半、私は50歳を超え、フランス生活続行中。

 

 酷暑中、ワインでなく生ビール片手に、日本語、フランス語、英語が飛び交うインターナショナルな集い。ビストロのテラスはその当時とあまり変わったようなことはないのですが、自分達の年齢だけをみると、確かに年月が経っています。

 

 フランス人の友達は、すっかり日本の生活に馴染み、日本語を話し、日本の会社に働き、週末も趣味活で充実。夕方遅い時間にスーパーに行き、割引商品を買うんだ〜とか。🤣

フランス社会とほぼ真逆な日本社会の中で、かつて”憧れ”であった”日本”に住むフランス人友人をみて、自分のフランスでの存在と交えて色々考えてしまいます。

 

 時々日本人からも外国人からも、「今後もフランスに住む予定?」と聞かれることがありますが、「正直そんなことはわかんないな〜。」いい加減な返答ですが、本当にわからない。。。😅 

 

 理想的には日本とフランスを自由にスイスイと行き来でき続けば、それが一番。コロナですっかり変容した海外旅行環境。追い討ちをかけるような長引くウクライナ情勢。あまり遠い先のことを予測することが難しい時代となった今。

 

今という時間と明日、明後日、来週、来月、せめて年末のことで私の小さな頭はいっぱいだったりするのが本音。

 

 そんな中、日本の友達が、”秋にフランスに行きたいけど、世界情勢もあるし、来年にしようか迷ってる。。。”

 

私の返信は、”今、来ることができるなら、今だよ。 フランス人は世界情勢みてないよ〜。🤣” 行動規制やマスク義務がなくなり、ここぞとばかりに、旅行ばかりしているのがフランス人。

 

”その通りだね。秋にフランス行くね!”😊

 

 

”今できることは、先送りせず、今する!”

フランス語の勉強も。(自分に言い聞かせています。😁)

 

執筆者 田所

 

フランスの田舎へ