過去20年間にフランス人の肥満率がほぼ18%上昇したという統計がでています。
成人では6人に対して1人が肥満、 860万人のフランス人が肥満ということになります。その中でも大変心配なのが 8歳から17歳では21%、なんと2歳から7歳の子供の34%が肥満という驚異的な数値がでています。 ちなみに、フランス語で肥満はObésité またはSurpoidsと表現されます。
残念ながら、統計を数字で見なくてもフランスの街を歩いているとその光景が事実として目にはいってきます。また統計通り若いフランス人の肥満姿が目立つのも事実です。過去20年というのは、私がフランスに住み始めたころに遡るので、フランス人の体型の変化は、目の前で徐々におこってきたことになります。
アメリカの人口に対する肥満率が40%、メキシコが33%、フランスのお隣イギリスが26%。フランスの数値は、食文化を誇るフランスにとってあってはならない数字では?! お隣の国イギリス人の肥満問題を嘲笑っていたフランス人、「まともな食事をしてないから仕方がないな〜。