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フランス人、外人に喜ばれるお土産 デパ地下食料品売り場へ!

 フランス人が喜ぶ日本からのお土産。やはりグルメの国、食品は間違いないかと思います。

 

 特に日本のお土産用に包装されたあの美しい日本ならでは菓子折り。ファッションの国、オシャレの国グルメの国といわれるフランス人はやはり美しいものが大好きです。

 

 日本独特の四季折々の様子が伝わる包装紙、小さくて繊細なお菓子の形、日本でしか配色できないような色彩などにも、フランス人はもともとの大きな目をますます大きくして目をキラキラさせて喜びます。

 

 Oh c'est beau! 

なんて美しいんだ!

 

 私はフランス人にお土産を買うときはデパートの食品売り場に行くことが多いのですが、自分自身にとっても日本のデパ地下、食料品売り場、本当に魅力です。

 

 日本に住む人たちは、「フランスで美味しいものを食べてるんでしょ〜いいわね〜。」私からしたらこれまったく同じセリフ。

「日本で毎日美味しいものを食べてるんでしょ〜。いいわね〜。健康にもやっぱり和食。」

 

 久しぶりに行く食品売り場はいつも置いているものの様変わりがまさに日本。季節を楽しめる、行事を楽しめる。ワクワクします。日本人であることに誇りを持つ至福の場所。

 

「フランスだって季節のお菓子とかあるでしょ。ワインだって季節の行事でボジョレーヌーボとか賑わうでしょ?」

 

 確かに賑わっても、日本のように美しい包装紙に紙袋にもいれてくれ(最近では有料ですよね。。。)恒例のお辞儀まで付け加え、日本の儀式がたっぷり詰まったデパ地下空間(最近は地下ばかりとも限らないは知っています。ついつい昭和はデパ地下といってしまいます。)フランスでは再現は不可能。

 

 何年も前にフランス人「お○ま」友達にデパ地下でみつけた小さい美しい箱にはいったお菓子をあげたことがありました。フランス焼き菓子パルミエなのですが、季節が秋だったこともあり、楓の形のお菓子、サイズが小さいがゆえにこの上なく繊細で見た瞬間、これは喜ぶと思い購入しました。

とくに「お○ま」なフランス人の彼は美しいものに目がない。彼にお土産をあげるときはかなり力をいれて探します。

 

 そのお菓子をあげて3年くらい後。彼の家に行く機会があり玄関を入ると、もう私の脳裏から忘れられている、自分が彼にあげたお菓子の箱が堂々リビングの堂々スター座に飾られているではありませんか!

 

えっ、えっ、えっ。これは確か、何年か前に私が彼にあげたお土産。ここまで大切にされ、空き箱をまるで宝石箱のように飾ってくれています。ちなみにお値段は1000円とちょっとだったような。。。

 

 ところで、最近はフランスでもラーメンブームやもっと日本通なフランス人は「うどん、うどん」 アクセントは「ど」におきます。

日本に行ったフランス人が実際にレストランで食べてあまりにも美味しいものだから、生麺などをみつけてラーメンやうどんを日本から買ってかえることもよくみかけます。

そして絶対彼らが聞いてくることは、「どうやって作るんだ?日本語が読めないから分からない。」 こちらが作るはめになりますから、フランス人へのお土産は包装デザインの美しい菓子折りがよいかと思います。(笑)

 

バイヨンヌ バスク地方 ショコラ
バイヨンヌ バスク地方 ショコラ