· 

フランス石造りの家暮らし 【フランスの田舎生活】暑さ知らず天然クーラー暮らし 

 南フランスの秘境に引っ越して、初めての夏を迎えています。2023年。何百年を超える石造りの家の快適さを身をもって体験中。家の中はまさに天然クーラー天国。

 

 家の離れには洞窟部分もあるほど石造り超古民家。フランスで家を購入する際に発行される登記には家の築年数なども記載されているのが普通ですが、今回の家、なにしろ古くて築年数もわからないのだとか。家に一部は洞窟、1000年どころではない岩石に家がくっついている感じです。。。

 

 現在8月、外の温度は38度。家の温度23度。

石の家は断熱効果にすぐれていわれますが、家の壁の厚さが70センチメートル、80センチとまでなると、外気が屋内に到達するのが難しくなります。

 

 もう一つは雨戸閉鎖対策。南フランスに住み始めた当時、街暮らし、通りを歩いてすぐに不思議に思ったことのひとつ。日中どの家もシャッターや木で作られた雨戸が閉鎖されている?!誰も住んでないの?家の中は暗くないの?! あとで分かったことが、早朝はこの窓や雨戸を開放して太陽の光と、朝の涼しい風を家にとりいれる。そして、正午まえにはこの開放していた窓や雨戸、シャッターを完璧に閉鎖して外からの熱をできるだけ遮る。夕方遅くこの雨戸を開放。

そうでもしなければ家の中は暑くて暑くて大変です。もともとクーラーのなかった時代の人間の知恵。

 

 この作業をするかしないかで家の中の温度がかなり違うことを今年の夏は自分の家で身をもって体験しました。しかも家壁が分厚い石造りの家。もともと石の性質は熱伝伝導が低く外気をさえぎる特徴。外からの外気を遮断することで石の冷たさは保たれるだけではなく、天然クーラー機能を発信。暑い外から家に入ると、そのひんやり感はまさに究極のエコロジー。

 

 もともとクーラー普及率が低かったフランスも最近は多くの家庭がクーラーを導入するようになりました。街の古いアパートに住んでいても、特に新築アパートや一戸建てほぼコンクリートで作られているため、夏の暑さは半端ではありません。そんな住宅環境状況が悪循環を作り、クーラーがどんどん普及。

 

 結論、石造り古民家に住み始め、夏の快適さとクーラによる電気代の心配もない2023年の夏。いよいよフランス人のバカンスも終盤へ。来月9月はまちにまったラグビーワールドカップ開始。トゥールーズに2万人以上の日本人観光客がはいってくるとか?!蝉の音のボリュームでカレンダーがわかる南仏の夏。朝夕はかなり空気がひんやりしてきました。

 

南フランス生活 石造り古民家 シャンブルドット
南仏石造り住まい